おはようございます!
突然ですが、私はサッカーを小さい頃からやっておりまして
昔からサッカー中継を見る際は、
・・・・・アンチヨーロッパでした(笑)
おそらく植民地文化で国や文化を発展させた
ヨーロッパの歴史背景が
そうさせていると思いますが・・・
日本は、明治以降は西洋文化を取り入れて国を発展させてきましたが、
同時に日本本来の習慣や文化が失われたものもありますね・・・
その中の一つがナンバ歩き!ではないかなと思います
西洋文化によって埋もれた日本の素晴らしい文化・習慣を
もう一度掘り起こすために
今回はナンバ歩きについて綴っていきたいと思います。
ナンバ歩きとは??


ナンバ歩きって聞いたことあるけど、そもそもどんな歩き?
簡単にいうと右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出す歩き方のことを言います!
ただ同時に出るといっても現代人のように腕を大きく振るわけではなく、
腕や上半身をあまり振らず、腕を振る場合は出た足と同じ側の手がわずかに出るような動きということです。
下半身は膝を曲げた状態でつま先から着地します。
これは着地時の衝撃を足裏のアーチと関節で吸収するので膝に伝わる衝撃が少なくなります。またつま先からの着地はおのずと摺り足気味になりますので、
足、膝の関節の可動域が広がります。
そして半身姿勢で歩行するという特徴があります。
ナンバ歩きの由来

ナンバ歩きの由来ついて厳密な確証が得られているわけではないが、
農耕生産の半身の姿勢から生まれたのでないかと言われている。また商人が天秤棒を担ぐ姿から、半身の姿勢は農民に限らず日本人にとって最も自然で基本的な労働姿勢であったとされており、それが日常化されていたのではないかといわれています。
また昔の日本人は着物を着ていたことも影響の一つとされている。
西洋人の歩行のような体をひねる動きは、着物が絡むため難しい。また、着物の帯も緩みやすいというのも理由のひとつとされています。
ナンバ走りへの発展

ナンバ歩きをもとに研究されたのがナンバ走りです。
特に代表的なのが江戸時代の飛脚です。
例えば・・・・
東京から大坂までを
なんと
3日間で完走したといわれています。
また1日に数十km、場合によって100km以上を走ったとされています ※諸説あり。
ナンバ歩きのまとめ
昨今、陸上界で常識と記録を塗り替えたナイキの厚底のランニングシューズ
特徴は踵からではなく、つま先から着地するというものですね!
取り入れたかどうかは不明ですが、
まさにナンバ歩きの要素が入っているシューズですよね・・・
何千年とある日本の歴史の中で育まれたナンバ歩き。
日本人に合っているからこそ、江戸時代までの近代以前では
主流の歩き方だったのではないでしょうか。
下半身のだるさや膝が気になる方にはぜひ試してほしい歩き方です。
コメント