直感力:日常に潜む内なる声に耳を傾ける

人生コラム

こんにちは!ゆずです。

本日は『直感力』について語っていきたいと思います。

『この場所は何となく居心地が良い。逆にあの場所は居心地が理由もなく悪い。』

『あの人とは気が合うが、この人とは悪い人ではないけど、なんとなく気が合わない』

『今日はいかない方がいい‥‥明日にしよう』『(メニューを決めた後に)やっぱりこれにしよう』

このような場面は、少なからずあるのではないでしょうか。思考を重ねた判断ではなく、瞬時に判断をする時に働いているもの‥‥それが直感です!

直感力は私たちの中に眠る不思議な能力です。理屈ではないため、直感での判断で物事が上手くいった時、他人に言葉で説明することが難しいです。

何かが「正しい」と感じたり、逆に「何かがおかしい」と警告してくれたりする内なる声。今日はこの「直感力」について、日常生活でどのように活かせるのか、そして鍛える方法について考えてみましょう。

直感とは何か?

直感とは、論理的思考や分析を経ずに瞬時に得られる理解や判断のことです。それが故に『たまたま』とか『まぐれ』とかの言葉で片付けられてしまうケースがありますが、

もっと深い意味があるのです!

あなたの脳が過去の経験や得た知識を無意識のうちに処理し、結論だけを意識に届けてくれるのです。世間では「第六感」や「勘」と呼ばれることもありますが、実は非常に洗練された認知プロセスなのです。

私の体験談になりますが、転職活動をしていた時に2社から内定をいただきました。どちらも甲乙つけがたい企業でしたが、決め手となったのは、面接官の話し方でした。

お断りした企業の面接官の話し方が、当時勤めていたブラック企業の上司と瓜二つだったのが決定打でした。もちろんお断りした企業に勤めていたら酷かったというわけではありませんが、

結果論でいえば、選んだ企業で良かったということです。

直感が役立つ場面

思考を重ねて分析しながら選択していく作業において、どうしても息詰まる場面が出てくるかと思います。【どんなに考えても結論が出ない】…そんなときに最後の頼みとなるのが直感ですね。

特に力を発揮するのは以下のような場面です:

  • 人間関係:初対面の人に対して抱く印象や、相手の本当の意図を読み取る時。他人の本質なんて、どんなに考えても分かるものではありません。最終的には自分の直感力が頼りになります。

  • 危険察知:見えない危険を感じ取る能力(例:暗い道を歩くとき「ここは危ない」と感じる)。過去に危険な経験をしたとき、または危険な事例を知ったときに直感力が発揮されます。

  • 創造的活動:アーティストやクリエイターが新しいアイデアを生み出す瞬間。

  • 重要な決断:複雑な要素が絡み合う意思決定(キャリア選択や人生の岐路など)。これこそ一般人に必要な直感力ではないでしょうか。

考えて考えて…考え抜いても…結論が出ない。最終的な決断は、結局のところ直感力に委ねられるのです。よく目上の人から『色んな事を経験をしなさい』の言葉の意味は、こういう事かもしれませんね。

直感力を鍛える方法

直感は生まれ持った才能ではなく、むしろ訓練によって磨くことができる能力です。

訓練に関してはどのように実践していけばよいのでしょうか。

1. 静寂の時間を持つ

毎日10分でも良いので、静かに座り、自分の内側に意識を向ける時間を作りましょう。瞑想や深呼吸は、雑念を取り除き、内なる声に耳を傾けるのに役立ちます。

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2. 身体感覚に注目する

直感はしばしば身体感覚として現れます。胸の締め付け、お腹の違和感、首筋の緊張など。これらの微妙な感覚に気づく練習をしましょう。

トレーニングを重ねて運動神経と脳や脊髄神経の伝達を活性化させていき、食事はできるだけ手料理から摂取するようにしていきます。

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3. 経験を積み重ねる

直感は経験から生まれます。成功体験と失敗体験の過程を見つめ直すことで、経験値は上がっていきます。様々な状況に身を置き、多様な経験を積むことで、直感の精度は高まります。

4. 感じたことを記録する

直感力を身に着けるには、常に何かを感じることが大切です。自分の中で感じたことを書き留めて後で見つめ直してみましょう。この習慣は自分の直感の傾向や精度を知るのに役立ちます。

直感と論理のバランス

とは言っても直感だけの決断に頼ってしまうことは、英断とはいいがたいです。『どう考えてBだろう』という判断の時に上司が『いや、俺の経験上Aだ!』の一言でAになり、現場は混乱するみたいなケースは世の中には多数あります。

論理的思考があっての直感という認識はぶれてはいけないものです。重要な意思決定の際は、直感を出発点として、そこから論理的な検証を行い、最後に意思決定の迷いが生じた時に直感というアプローチが効果的です。

直感→論理的検証→直感‥‥‥ぜひ実践してみてください。

日常生活での実践

直感力を日常に取り入れる簡単な方法をいくつか紹介します:

  • 朝起きたとき、その日の直感に耳を傾ける時間を持つ
  • 選択肢に迷ったとき、目を閉じて深呼吸し、体の反応を観察する
  • 「なぜだかわからないけれど」と感じることを大切にし、無視しない
  • 定期的に自然の中で過ごし、感覚を研ぎ澄ます

まとめ:直感力が自分の人生を幸せにする

いかがでしたか。『直感力』‥‥理屈では何とも説明できないものです。

具体的な数字が評価の基準となっている現代社会において『直感力』よりも『論理的な思考』で物事を進めていくことが主流となっています。

直感力は私たちが生きていく上での貴重な導き手です。論理や分析では捉えきれない複雑な状況において、ときに私たちを救ってくれる能力と言えるでしょう。

スポーツの試合においての選手交代、子育てにおける子供への教育、仕事の業務上の判断、人生において物事教科書通りに上手くいくことなどありえないと言っても過言ではありません。

日々の生活の中で意識的に直感に耳を傾け、その声を大切にすることで、より豊かな人生の選択ができるようになるのではないでしょうか。

あなたの直感は今、何を伝えようとしていますか?

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