こんにちは!
飲み込んだ時に喉というか顎に痛みがあるときは
・顎の関節に問題がある顎関節症
・喉の感染症による扁桃炎・咽頭炎
・虫歯、歯周病、親知らずの炎症などが原因の歯の問題
・リンパ節が感染症などで腫れるリンパ節の腫れ
・唾液腺の炎症や唾石症などによる唾液腺の問題
・ストレスや姿勢による顎や首の筋肉の緊張
などの原因が考えられます。
今回は自宅で対応できる痛みの緩和の方法というテーマで 綴っていきます!
筋肉の緊張による痛みの原因

朝起きた際に
首を曲げた時
腕を上げた時
欠伸をした時に
筋を違えたような痛みの経験は誰しも一度はあるかと思います
このような痛みは関連して
飲み込むときに痛みが生じるケースも発生しやすいです
この種の痛みは筋肉の過度の緊張が続いてちょっとした動きで筋膜(筋)を痛めてしまったことが原因が多いです。
特に痛みの原因となっている代表的な筋肉としては
・胸筋(大胸筋、小胸筋)
・胸鎖乳突筋
・僧帽筋
になるかと思います。
もちろんこれ以外の筋肉の原因もありますが、
この3つの筋肉をしっかりほぐしてケアをしていくことで顎周囲の痛みは
緩和されていきます!
胸筋のアプローチ
アプローチする胸筋のほぐす場所ですが、

- 鎖骨の下の体幹の近位部。(胸鎖関節の下あたり)
- なでながらほぐす。
- ほぐしながら腕を外に向けてストレッチをかける。
最初はほぐしていると痛みを感じますが、
なんとなく痛みが
少なくなってきたなというところまでほぐすとよいでしょう!
胸鎖乳突筋のアプローチ

胸鎖乳突筋は
- 顔をあっちこっちに向ける筋肉。
- 呼吸を補助する筋肉
- 噛んだり、飲み込んだりする筋肉
….などの働きをします。
基本的なアプローチはですが、
例えば、右の胸鎖乳突筋をほぐす場合、右手をお尻の下に挟んで顎周囲にテンションがかかるようにします
頭を左側に傾け、少し後ろに引くように顎を上げます
20秒ほどそのままストレッチをかけます
僧帽筋のアプローチ

僧帽筋は首から肩にかけての筋肉で肩が凝る代表的な筋肉です
基本的なアプローチですが、
椅子に座り、背筋を伸ばします
このときに胸鎖乳突筋のストレッチと同様にお尻の下に手を挟みます
片手で反対側の頭を優しく引っ張り、耳を肩に近づけるように傾けます 大体20秒ストレッチをかけます
キネシオテープの活用
最後にキネシオテープを活用してきます

実はキネシオテープが一番重要になります

キネシオテープは、筋肉や関節のサポートを目的とした弾力性のある粘着テープで、以下のような効果があります
- 筋肉のサポート:テープが筋肉の動きをサポートし、動作時の痛みを軽減します
- 血液・リンパ液の循環促進:皮膚と筋膜の間のスペースを増やすことで、血液やリンパ液の流れを改善し、腫れの軽減を促します
- 関節の安定化:関節周囲に貼ることで、過度な動きに対して安定性が生まれます
- 神経学的なメリット:皮膚の感覚受容器を刺激することで、姿勢や動きの反応の認識を高める効果があります
- 痛みの軽減:貼ることで痛みの信号を抑える効果が期待できます
今回、貼ってほしい筋肉は胸鎖乳突筋になります
他の2つの筋肉にも貼っていただくのが一番ですが、手間を感じた場合は、胸鎖乳突筋だけで十分です。
画像の手で摘んでいる部分の胸鎖乳突筋に貼ります

基本的な貼り方の手順
- 準備
- 貼る部位をきれいに洗い、乾かします
- 汗や油分を取り除きます。
- テープの準備
- 必要な長さを測り、角を丸く切ります(剥がれを防ぐため)
- 伸縮方向を確認します(通常、テープの縦方向に伸びます)
- 貼る方法
- ストレッチをかけた状態にします
- テープの端を筋肉の始点から貼ります
- 筋肉の走行に沿ってテープを伸ばさずにそのまま終点まで貼ります
- 最後にテープを軽くこすり、粘着力を高めます
注意点
- かぶれや痒みなどの異常が出た場合はすぐに剥がすこと
- 24時間程度で交換することが理想です。面倒な方は72時間でも構いません。
- 入浴後は軽く押さえて乾かすと長持ちします
痛み改善のまとめ
いかがでしたでしょうか。
痛みの原因が感染症関連もあるので医療機関への受診も大事になりますが、
これらの痛み改善へのアプローチを実施していただくと本当に痛みが和らぎます!!
痛みが続くとストレスも続きますよね(;_;)
ぜひ、お試しを!

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